rt-sasaki’s blog

ワンピRED感想?

もう2年近くゲーム以外の記事を更新していない事に気づいたので、なんか違うこと書こうかなと。

ネタバレ解禁ということで、ワンピREDの軽めの感想など書いていこうと思います。公開3日目で見に行ったのに40億巻貰えんかった…

 

とりあえず全体的にはかなりいい映画だったと思います。前半がつまらなくてFilmAdoである点はまあ…って感じだけど、挿入歌が6,7曲ある時点で予想はできてたことだし。

ワンピの劇場版に尾田くんが関わるようになってから、SW,Z,GOLD,STAMPEDEとマジモンの名作しかなくて期待値高まりすぎた感もあるよね。今回も後半部分はしっかり名作だったし、映画は前半が比較的つまんなくて後半畳みかけるもんだからこれで正解だろ。

 

SW以降のワンピ映画は本当に尾田くんがやりたい事をやってる感があって、毎回コンセプトが違いながらも割と全部面白いってのが素敵。そういう点で言えば今回も割とやりたいことをやれてるような気はしましたね。

藤子・F・不二雄先生はドラえもんの大長編を描く時「週刊連載では描けない冒険活劇」を目指して執筆していたそうです(この前藤子ミュージアム行ったときに書いてあった)。尾田先生も本編に組み込めない話を何年かに1回やれて楽しそうなんでいいんじゃないすかね。連載の都合もあるだろうけど、毎年やって駄作連発するぐらいならワンピみたいに3年に1回ぐらいでいい話作ってくれる方がよっぽど嬉しいですね。2010〜2015年ぐらいのコナン映画聞いとるか〜??

 

だいたいのことは書いたので、映画で気になった点をいくつかピックアップ。

 

・ヤソップ…

今回の映画でダントツに良かったのはここ。

つい3週前ぐらいに原作でウソップに会うかも?ってとこでオドオドしてるヤソップを見てるだけに、息子の前では堂々としてるのを見るとお前〜!ってなるよな。

ドレスローザのシュガー狙撃シーン以来あんまり描写されてないウソップの見聞色、落ち着けばカタクリと同等の芸当ができることが判明したので今後がかなり楽しみ。原作最終章でも黒ひげ海賊団との戦闘は確実にあるはずなので、ヴァンオーガーとの狙撃手対決楽しみにしています。"音越"ヴァン・オーガー、黒ひげ海賊団で一番好きです。

 

・映画に出る度に格が下がるルッチ

ルッチ、マジで今回五老星と駄弁ってただけなので出す意味全くなかったと思う。カリファもエレジアでボーッとしてただけだし。ブルーノさんが超久しぶりに出てきてかなり活躍してたからバーターなのは分かるんだけどもうちょい出せたやろとも思うし、ならカクも出せよ💢とも思う。

GOLDとSTAMPEDEでもそこまでの活躍をしてたわけじゃなかったけど、今回は特に酷かったですね。過去の章ボスが映画出て戦闘ないってマジ⁉︎ 原作で再戦が控えてるから大きな戦闘描写ができないって事ですよね、待ってます。

 

・オペオペ便利すぎ問題

映画に限らず、最近のワンピースはずっとこれ。最近っていうか、ローとパンクハザードで同盟結んでからシャンブルズ使ってなかったら終わりだろこれみたいな場面ばかりで困ったらシャンブルズって感じがすごい。

1000話のトラ男!こいつら全員下へ‼︎で無言シャンブルズするシーン普通に笑っちゃったけどな。グリーンビット向かう途中でオペオペは体力を使うからあんまり使いたくない云々言ってたことは忘れてそうです。ローの体力は無限か?

しかしほぼ瞬間移動みたいな能力なので出てくるとカッコいい〜!ってなっちゃうのも悔しい。スタンピードのシャンブルズから全員で攻撃するシーンほんまに良かったですね。

 

・ベポ(CV.上田麗奈)

初日に見に行った友達に「上田麗奈がベポ役で出てるよ」というネタバレを食らったのですが、またこいつ嘘ついとるな程度で見に行ったらマジだった。

ご都合主義全開のウタウタ謎能力でベポ,ブルーノさん,サニー号(!?)は途中からSDキャラみたいになってたんだけど、ミニベポが上田麗奈だった。だから何?って感じだけど、これをエンドロールで声優見る前から気付いてた彼はなかなかに声豚ですね。

普通に関係ないけど、俺はめんどくさいタイプのヲタクなのでサニー号を安易に擬人化した点はちょっとモヤってます。メリーに魂があってサニーにないってことはないだろうけど、そこはまだ原作で明言されてないので!!!

 

・コビーの戦闘能力について

原作厨なので、尾田くんが制作に関わっていようと原作で明言されていない点には文句を言います!!

終盤でコビーが指揮官みたいになってたのなに?役職が全てではないけどまだ大佐だぞ?SWORD所属だけど。

読者の知らないこと≒ルフィの知らないことだと思ってるから、新聞もロクに読まないルフィはロッキーポート事件もコビーの戦闘能力もあんまり分かってなさそうなのにそこ任せるんだ〜…って思っちゃった。なんか覇気とかで雰囲気感じてるんかなあ…

しかしコビー、頂上戦争であれだけ赤犬に喧嘩売っといてクビにもならずフツーに海軍やってて英雄扱いまでされてるのすごいな。自分のメンツのために首を切ることはしない赤犬、意外と海兵には優しいのかもしれない。

 

 

これぐらい?あとエンドロールの後ろで流れてた映像は懐かしいキャラ多くて普通に良かったですね。ベラミー、あんな可哀想な退場したのにまだ生きて出てくるんだ…かわいそう。誰か彼に誉れある引導を渡してやってくれ。

結局は2時間弱でウタ(及びAdo)が好きになれるかどうかで全てが決まると思われる。俺は最終的にそんなに好きになれなかったけど、本当に期待値高すぎただけでワンピの映画として最低ラインは軽く超えていたとは思う。完結までにあと1本ぐらい劇場版出してくれ〜〜