rt-sasaki’s blog

ゲーム感想(11月・12月編)

サボり倒してるブログですが、ギリギリやる気が出てきたのでうろ覚えレベルですが昨年末遊んだゲームについて色々書いておこうと思います。

 

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ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル(進行度:トロコン)

ps3で発売されたジョジョゲー、通称ジョジョASB。セールで購入したジョジョEoH(後述)を進めるにあたり、一応前作のオールスターバトルをやっておいた。原作はバッチリ8部まで読んでおります。

このゲーム、ネットで少し調べれば出てくるぐらいには評判が悪くてどこ行ってもとんでもない安値で投げ売りされてて且つトロフィーが楽と聞いてたので相当前に買ってはいて、ようやくやる機会ができたなといった感じでした。

 

ゲームジャンルとしてはオーソドックスな2D格ゲー。キャラの3Dモデル綺麗。逆に言うともうそれぐらいしか褒められる所がないゲームだったので、中古250円で売られてんのもまあ納得ではあった。トロフィーはヒジョーに楽で2日で終わったから別にいいけど。

主に批判されていた点としては、

・格ゲーとしてゴミ

・ストーリーとキャンペーンモードがゴミ

キャラゲーとして見ても微妙

ぐらいか。

格ゲーとして…という点については、普段格ゲーやらないし語れない。ただ対CPUではほとんどの場合投げハメしてれば勝てたし、初期バージョンでは全キャラに永久コンボが存在していたらしいのでバランス終わってるんだろうなとは思う。

ストーリーモードがゴミなのは概ね同意。キャラ数に限りがあるから原作再現をしきれないのは仕方ないとしても、このゲームの3Dモデルでキャラがあのセリフを喋る!みたいな喜びが全くない文字だけの紙芝居→格ゲーというだけのモードをストーリーモードと言い張ってしまうのがすげーなと思いました(小並)。キャンペーンモードは買い切りゲームなのにソシャゲ的システムを導入してきたゴミではあるが、トロフィーに関係なくて面白くなさそうだったので手つけてません。

キャラゲーとして…という点は個人的には別に普通だなと思った。「YES」「NO」の選択肢を「YES!YES!YES!」「だが断る」にしているのは4部読んだことねえ奴がネット上の知識だけで作ったんか⁉︎ってレベルではあるが、3Dモデルや技モーションの原作再現度は本当に高い。デベロッパーのサイバーコネクトツー(CC2)はキャラゲーといえばここだろ!みたいなそこそこ面白いキャラゲーの作れる会社ではあるんだが、この作品に関しては"原作再現"と謳っている部分は何も考えずに原作からスッパ抜いてきただけでなんというかこう、愛があまり感じられない作品ではあった。

 

とはいえトンデモ級のクソゲーかと言われるとそんな風にも感じられなかったし、アプデで色々な改善があったとはいえ叩かれすぎ感もある。ここまで叩かれたのにはCC2の社長(確かこのゲームのディレクターもやってたはず)である松山洋氏の諸々の言動もあったとは思う。

一応断っておくと俺はぴろしの事は嫌いではないし、寧ろ自らが表に立って色々やってる人だからまあ悪い人じゃないんだろうなとは思ってます。ちょっと前までファミ通.comで連載してた漫画も読んでたし、コラムとかも出てたらたまに読むんだけど、自分大好きでチヤホヤされたいのを隠す気すらなくてこういうの嫌いな人も多いんだろうなーとは思う。普段からこんな感じの人だし、発売前も後も言わんでいいことまで言っちゃってたのでゲーム内容以上の燃え方をしちゃったのかなぁと。ほんと、俺は嫌いじゃないんよ!好きでもないが…

 

話が逸れまくったけど、CC2は頑張ればそこそこ面白いゲームが作れる会社なので俺の中ではこれは残念だったなーで済むレベルでした。250円だし。ヒノカミ血風譚も気が向いたらやります。

 

ここまで書いて下書きに放置してたらなんとps4,ps5のリマスターが出ることになったらしい。声優は現在アニメ化している6部までアニメ準拠に変更。思えばASBが出た頃は2部までしかアニメ化してなかったのに今は6部が放送中、時が経つのは早いもんですなあ。ASB出た時には始まってた8部は結構最近まで連載してましたけど…

問題だらけだったストーリーモードは廃止されて新しくそれっぽいモードを追加、DLCキャラも入れて新規もワンチャン?みたいな感じでダメだった部分にテコ入れは入ってそうなんだが、買うかと言われるとかなり微妙。

画質が上がろうが色々改善されていようが所詮は一度やったゲームであり、あまり食指が動かない格ゲーでもあり、250円で買ったゲームをフルプライスで買い直すのはめちゃくちゃにハードルが高いです。まあまたワゴン行きになってたら考えます(笑)

 

 

満足度→★☆☆☆☆

おすすめ度→★☆☆☆☆

 

 

ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン(進行度:トロコン)

 

ASB後反省した(?)CC2が開発した新たなジョジョゲー、アイズオブヘブン 通称ジョジョEoH。

面白いかどうかは後で書くとして、このゲームは中古でもなんかずっと高い。一定の評価はあるけど販売本数は少なく、セールもあんまりなくて手が出せてなかったんだけど、海外ストアで日本語版がかなりお安くなってたのでありがたく購入させていただきました。

 

ジャンルは2D格ゲーから3Dアクションに変更。2キャラvs2キャラで戦っていくシステムに変わったので、前作で言われていたお祭りゲーならではの部を越えた掛け合いなどはかなり増えておりそこは素直に嬉しい。

 そしてこのゲームの一番いいところは、前作では酷評だったストーリーモード。本当に反省したのか、今回はしっかりボリュームもあってなんと荒木大先生書き下ろしのオリジナルストーリー。ネタバレなので書かんが、これが本当に素晴らしくて中古が高いままなのも頷ける。

 

まあ、逆に言ってしまえばいいのはここだけなんだが。前回はストーリーが一番ダメで今回はストーリー以外がダメ。まったく…

個人の感想ではあるが、今回は肝心のアクション要素が全くと言っていいほど面白くない。キャラごとにモーションこそ違うものの、やってる事は敵がいっぱい出てこない無双ゲーみたいな感じ。前作はバランスはともかくキャラごとに差はあったし、これは3Dに変えた弊害ですね。

しかしまあ、キャラゲーなんてこんなもんだよねというお手本みたいなキャラゲー。原作に対するリスペクトがあってゲームオリジナルのいい点が1つでもあればゲーム性なんて極論どうでもいいと思ってるし、そもそもジョジョのバリエーション豊富な波紋やらスタンド能力やらをゲームに1つ1つ落とし込むなんて無理な話なのでこれでいい。CC2は頑張ったと思う。以上。

 

満足度→★★☆☆☆

おすすめ度→★★★☆☆(ジョジョ好きなら)

 

 

ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール

これはクソデカ感情が溢れてきてお気持ち長文確定なので別で書きます。

 

 

大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-(進行度:プラチナ)

 

逆転裁判シリーズの番外編、大逆転裁判の1,2を1作にまとめた移植版。木戸ちゃんきっかけで買った逆裁123はこれとセットのコレクションを購入していたのでこちらも遊びました。

 

逆転裁判123は元がGBAで20年前の作品なので古さを感じる点も多々あったが、こちらは元が5,6年前の3DSゲームなので色々と進化してる。

キャラは3Dモデルになって表情豊かに動くし、全員に個性があって1話だけ登場するキャラにすら死にキャラがいない。

f:id:rt_sasaki:20220325163911j:imageアイリスちゃんかわいいね。

今回は19世紀末のロンドンが主な舞台で主人公はなるほど君のご先祖、成歩堂龍ノ介なのでこの作品から始めても大丈夫。世界観もBGMも素晴らしく、シナリオもいつも通り面白い。スピンオフながら「いつもの逆転裁判」が好きな人はめちゃくちゃ楽しめる作品になっていたと思います。

 

面白さもいつも通りながら、問題点も割といつも通り。テンポが悪すぎる!!モーションが豊かになったせいで読み進めるだけのパートすらもうとんでもなく時間がかかるようになってしまった。この辺は好みの問題ではあると思うけど…

一番の問題点は1,2と謳っておきながら、1では大きな謎が残されたままエンディングを迎えてしまうこと。もちろん2で解決して大団円のエンディングを迎えるんだけど、これは2が出る前に1だけで遊んだ当時のプレイヤーからすれば大きな問題点だったはず。初期3部作も3まで伏線を張り続けていた要素はあったものの1作1作が綺麗にまとまっていたのに。

 

こういった多少の問題点はあるものの、全体的に見るとめちゃくちゃにいい作品だった。やはり逆裁は面白い。もう記事が長すぎるので短めに書いたけど、語ろうと思えばまだ全然書けるぐらいには好きでした。声優もすごく豪華なので、なんとか初期3部作みたいにアニメ化してくんないかなあ。

 

 

満足度→★★★★☆

おすすめ度→★★★☆☆

 

 

Celeste(進行度:プラチナ)

 

海外のインディーズゲー。面白いという話はよく聞いていて、PSNowに追加されたので遊んでおきました。

 

ジャンルとしては横スクロールの2Dジャンプアクションゲー。ダッシュ,ジャンプ,つかみといったシンプルな操作で即死トラップが散りばめられたステージを攻略していくいわゆる死に覚えゲーですね。

難しいには難しい。といっても同じような2Dアクションの死にゲーであるジャンプキングなんかとは違ってストレスは溜まりにくく操作が楽しいゲームでした。ジャンプキングのストレス溜めはわざとだけどな。

めちゃくちゃ死ぬけど、チェックポイントは細かいしリスポーンも早い。細かい操作を求められはするものの、この手のゲームにしては珍しくある程度判定が緩いので次はできるかも!という気持ちが他の死にゲーと比べれば湧きやすい。

 

アプデで追加されたチャプター9を除けば全8チャプターですが1つ1つのボリュームはすごい。収集要素あり、隠しステージのB面あり、B面全クリアで出現するC面あり、ノーミスでクリアすることで手に入る超上位者向けやり込み要素もあり…真面目にやれば数百時間は溶けること間違いなし。

真面目に、というのもこのゲーム実は救済用のアシストモードがありまして、これ使うと無限ジャンプとか無敵とか付けられちゃうので完全にステージ進行が作業になっちゃうんですね。しかもクリアトロフィーはアシスト使っても取れちゃう。A面はちゃんとクリアしたんだけど、難易度高めの終盤チャプターB面とC面はダルくなってしまったのでアシスト使いました。俺は所詮トロフィーに目が眩むカスや…

CはともかくBは時間かければクリアできそうだったから後でアシストなし挑戦してみようと思ってたんだけど、トロフィー取れたらもう次のゲームに行っちゃうよな。甘え、、

 

BGMもストーリーも雰囲気が良くて、難しいゲームながら優しさが溢れるゲームでもありました。死にゲー初心者におすすめ!

 

満足度→★★★★★

おすすめ度→★★★★☆

 

 

Among Us(進行度:プラチナ)

 

爆流行りしたゲームなんで説明するまでもないですね。ps4,ps5版が出たので2日ぐらいでコンプ。

 

ps版はとにかく発売が遅すぎたとしか言いようがない。PCもSwitchもスマホ版も半年とか1年以上前にあってクロスプレイも実装されてるんだから今更ps4版買う人なんて物好きなトロフィー狂いぐらいでしょ…

流行ってた時には友達何人かとたまーにやって楽しく遊んでたゲームでしたがもう旬は過ぎ去ってるので手伝ってくれる人もおらず、トロフィー集めのために1人でps4,ps5,Switch,PC多重起動,スマホ2台,iPadの1人8役マルチタスクで悲しく作業しました。パーティゲームのトロフィー集めは最終的に意識しないと埋められないのが残るから大体ソロ談合必須になってしんどい。

結局トロフィー集めなんて自己満足のやり込みでしかないので、そこに楽しくない作業が存在するのは仕方ないし嫌ならやらなきゃいい。コンプするまで遊びたい!と思えるゲームにはそれだけの魅力があるし、俺はプレイ時間の2割が楽しい時間で8割が楽しくない時間でもプラチナの達成感を嬉々として追い求めます。これは10割作業だったが。

 

 

満足度→★★☆☆☆

おすすめ度→★☆☆☆☆(ps版でやる意味なし)

 

 

 

年末はこれぐらいかな?ダイパはまあ気が向いたら書きましょう。先に1〜3月を書き切りたいところですね。5月ぐらいまでにはw

気長に待っててね〜