1日過ぎてしまったけど。
昨日はエビ中の出席番号8番、松野莉奈さんの3周忌でした。俺はエビ中のファンでもりななん推しでもなかったけど、ももクロの後輩だから知っていたし曲も聴いていたし、何より友達にりななん推しがいたから彼女のことはそこそこに知っていて。だからあの日のことはよく覚えています。
3年前の2月9日(高2かな)、俺は風邪かインフルかで学校を休んでて、家でゆっくりしていたらいきなりニュースが入ってきて、誰もが誤報であって欲しいと思っていたけど結局そのニュースは本当でした。
本当にいきなりすぎたな。次の日学校に行ったらその友達は憔悴しきっていたし、全然推しじゃなかったけど俺も結構落ち込んでた。
理解してもらえるかわからないけど、オタクにとって推しは例えでもなんでもなく家族みたいなものだと思う。その子が嬉しそうなら自分も嬉しいし、体調崩してたらめちゃくちゃ心配だし、直接話したことなんて一度もなくってもすごく大切な存在。
そんな子が卒業とか引退とか、そういう形じゃなくいきなりいなくなってしまったら自分はどうなるんだろう？と考えるとどうしようもなく怖くなったし、俺にはその友達を慰めることしかできなかった。自分がその立場だったら乗り越えるのにもっと時間がかかったと思う。
あれから3年経って1つ上だったりななんの歳は当然追い越したし、彼女が迎えることができなかった成人もした。仕方ないことだけど友達もエビ中との距離は少し離れて、それでも情報はたまに追ってるらしいし、新しい趣味も見つけてそれなりに楽しく過ごしてる(ジャンルは若干違うけど今でも一緒にライブ行ったりもする)。
だけどあいつは松野のことを忘れたわけじゃないし、松野を追いかけてた日々をきっと大切にしてると思う。俺だって忘れてない。エビ中の曲から声が聞こえると懐かしい気持ちになるし、毎年この日になると自分と大切な推しの関係を考え直している。
同じ時間に同じ場所にいられるのは全然当たり前じゃなくて、血縁関係でも友達でもないんだからこういう関係は急に終わってしまう可能性だって大いにある。推しとオタクだけの話だけじゃないけど特にってことね。俺もいつか会いに行けるかもしれないって思ってたりななんには結局会えなかったし、次があるからって先延ばしにして後悔したくないなって思う。死ぬほど無理する必要はないけど、多少は無理してでも推しのことは精一杯応援していたいなと思います。
そういえばこの前お渡し会の抽選を当たるまで引きまくってめちゃくちゃ金飛ばしましたが、それとこれとは話が別であれは良くなかったな。反省。
