rt-sasaki’s blog

ゲーム感想(7月編)

明らかにレビューではないのでタイトルを変えたけど今月もやります。どーもやる気が起きなくて気持ち少なめでプラチナは6個。十分多いやんけ。

 

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シェンムーⅠ・Ⅱ(進行度:両方トロコン)

シェンムーと言えば「伝説のゲーム」じゃないですか。ドリキャスは持ってないけどps4に移植が出たなら1人のゲーマーとしてやるべきだと思ったんですよ。

1999年当時ならズバ抜けて面白いゲームだったんだと思います。オープンワールドなんて名称はない時代にそれに近いものを作っているし、どんなNPCもフルボイスで喋るし、彼らは時間ごとに決まった行動をしていてまるで本当に生活しているかのように動く。面白いと言うか、純粋にすごいと思う。

まあでも手放しに褒められるゲームではなかったですね。今となってはこれより面白いオープンワールドのゲームなんて山ほどあるし、操作感はほぼラジコン操作に等しくてアナログスティックへの適応化が全くされていない。2はともかく1なんか狭いマップ5,6個くらいしか存在しないし、どっちも20時間ぐらいあればクリアぐらいなら余裕で終わってしまう。今となってはむしろ叩かれる要因になりつつあるQTEの元祖と言われているだけあって、すげえ多くて普通にイライラするレベル。

オリジナルをプレイした人はきっと楽しく遊べるんでしょうけど、完全初見だと楽しさより微妙な点が悪目立ちしてるなあと思ってしまった。

 

まあ悪い点も沢山あったけど、個人的に素晴らしいと思う点が1つあった。それは今のゲームには圧倒的に少なくなってしまった「余白」や「余裕」みたいなものがものすごく多い点。

例えば、先述のNPC。ストーリーに関わる人の数なんて30人もいないのに、ゲームの本筋には関わらない人々もしっかりと作り込まれている。ミニゲームも数が多い訳ではないけど種類はまあまああって、本編で1回もやらないでいい物も多数。

ゲームを進めていく上で全く必要のない無駄な要素が沢山あって、そこに異常なまでの作り込みがされている事によって全体の世界観はかなり深く感じられるという究極の雰囲気ゲー。それを好きと感じられるかどうかによって大きく評価が変わるけれど、そういうニッチな層がそこそこいるからこそ未だに名前が挙がり続編も期待されているんだと思う。

 

僕はコンテンツが未完のまま終わるのが大嫌いです。漫画も完結してからじゃないと読まないし、終わりがないからソシャゲはやりたくない。シェンムーは未完の名作でしたが、去年ついに3が発売されました。まだやる気はないですが4以降もきちんと出て完結したなら、芭月涼の旅の終わりをきちんと見届けようと思います。

 

満足度→★★☆☆☆

おすすめ度→★☆☆☆☆

 

 

Fate/stay night & Fate/Hollow ataraxia(進行度:両方トロコン)

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ノベルゲーはあんまり得意ジャンルじゃないしプラチナ稼いでると思われたくないので普段はやらないんですが、Fateだけは触っておきたいと思ってやりました。PC版はちょっと敷居高いしボイス付きの方が良かったからね。

ストーリーは僕が言うまでもなくクソ面白かったです。こりゃ人気出るわ。アニメ版UBWとHF2章までは見てたんだけど、ゲームにしかない部分もあったし全然楽しめた。ゲームも遊んでアニメも見てると倍面白い、そういえばメディアミックス作品ってそういうもんだったなと。HF3章公開延期したおかげでゲーム遊んでから映画観に行けるわ。

ファンディスクのHollowも概ね楽しめた。昼パートはより深くキャラを掘り下げた純粋なファンディスクなのに夜パートは普通に0.5本分くらいの新作ノベルゲーっぽいという構成も◎。

staynightでは感じなかったけど、Hollowでは「あぁ、そういえばこれ元々エロゲだったな…」という部分はちょっとあった。

 

満足度→★★★★☆

おすすめ度→★★★☆☆

 

 

アイドルマスター プラチナスターズ(進行度:トロコン)

 

因縁に決着を付けた。表面だけ触って酷評はしたくないからトロコンするために250時間近くやった。250時間やった結果、やっぱりクソゲーだなと思った。

まず、ゲームとして戦略性がなさすぎる。終わりのないゲームになったのはOFAからだし別にいいとして、レッスンによるバフとかデバフとか楽曲の相性とかそういったものが全くないせいでただレベルを上げて殴るだけのゲームになっている。通年目標もないからダラダラと進められてメリハリがないし、一応の終わりとして提示されているアイドルランクSは設定が間違ってるとしか思えないぐらい遠い(全員分取ったけど)。

そして、アイマスとしても大した価値がない。他の家庭版アイマスとは比べ物にならないぐらいコミュの総量が少ない。ランクアップコミュは殆どいつも通りの流れだし、合宿所での合同合宿という設定なのでSランクになってもずっと合宿してる。DLC含めて衣装のドロップ率が異常に低く、ドロップ率を上げるアイテムを課金アイテムとして売り出すというソシャゲも驚く仕様には本当に呆れた。

 

次回作のステラステージではゲームシステムがほぼ同じにも関わらずこれらの問題点が大体改善されています。休息システムによる実質的なバフデバフや6大大会制覇という通年目標、コミュにも過去作との差別化を図ろうとした努力は見えた。

ここまで言えば分かると思うけど、ステラを買え。プラチナスターズは買うな。いまアイマスのセールしてるけど、買うな。ステラ持ってるならプラチナスターズを買う金でDLCを買え。それも嫌ならSPかシャイニーフェスタでもいい、とにかくこのゲームは買ってはいけないバンナムには本当に反省してほしい。次回作のスタステには期待しています。

 

満足度→★☆☆☆☆(本当は1も付けたくない)

おすすめ度→☆☆☆☆☆

 

 

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(進行度:プラチナ)

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(通常版) - PS4

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(通常版) - PS4

  • 発売日: 2016/05/10
  • メディア: Video Game
 

 

ps3でめちゃくちゃ売れたアンチャーテッドシリーズ初のps4作品にして、主人公ネイサン・ドレイク最後の冒険。

「プレイする映画」という感覚は変わらず、次世代機にハード移行したことで映像表現はものすごく向上してる。16年のゲームですが、去年発売のゲームですと言われても驚きはしないレベル、さすがノーティドッグ。ラスアス2もプレイ動画見る限り映像はすごいですからね。

基本的な遊び方は前3作と変わらないけど、既に完成しているから変なものを追加されるより全然いい。一応新要素としてロープアクションは追加されているものの、自由度が高まったわけではないのでステージギミックの域を出ない。

 

なんやかんや外伝除いた4作は全て遊んで、それなりに思い入れはあったのでエピローグでアンチャのテーマ曲が流れ出した時は感慨深かったですね。でも本当に綺麗に終わったので完結しないよりは全然良かったです。

まあスタンドアローンにもなるDLC(アイスボーンみたいな感じ)として別主人公の作品も出ているし、主役はネイトから変更になっても新作が出る可能性も全然あると思う、人気だし。ラスアス2もひと段落したし、10月発売のクラッシュ4はノーティ開発ではないようなので開発中と信じてps5で新作待ってます。

 

満足度→★★★★☆

おすすめ度→★★★★☆

 

 

 

 

 

7月はこんなもんかな。プラチナスターズにゲームへのモチベをかなり奪われてしまった。こんなゲームをトロコンする必要はないと思いながらも取らないと気が済まない自分が嫌になりました。

やる気に波があるタイプなので1回起動して1つ目のトロフィーを取っちゃえば寝る間も惜しんで遊ぶんですが、つけるまでが大変なんよな…

ポケモンもそこそこしてたし、なんかモチベ戻ってきて音ゲー遊び直したりしてたので手数多く触ることはできなかった。DJMAX別トロフィーだから海外版買っちゃった…8月はそいつといくつか残っている積みゲーを消化しつつ、ps3のゲーム何個かとドラクエ10を今度こそやる予定。予定通りに行ったことなんてないけどね!