rt-sasaki’s blog

ゲーム感想(10月編)

えー、あけましておめでとうございます。

5ヶ月近くサボったわけですが、今年もこんな感じで気が向いたタイミングで更新していくので気長に待ってください。もう力入れるとかそんな感じじゃなく、本当に時間が空いてて暇な時に気軽に更新していく感じになると思うので…

そんなわけで書いてなかったゲーム感想を書いていこうと思うんですが、正直10月のゲームなんてあんまり覚えてないです。軽めに書いてペース上げてこう。

 

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逆転裁判123 成歩堂セレクション(進行度:トロコン)

 

カプコンの名作ADVシリーズ、逆転裁判の初期3部作をまとめて移植した1作。3DS版もあるけど今やるならps4版かSwitch版かな。

ノベルゲー嫌いなのにやった理由ですが、例の如く木戸ちゃんです。1話やってるとこ見て面白そうだったから買った(面白くなさそうでも買ってたけど)。僕は1〜3の全14話終わらせましたが1月現在木戸ちゃんはまだ2話の途中です。月1で30分ぐらいしか遊べないからしゃーないけどな…

 

元が20年前のゲームなので各所に古さは感じるものの、今やっても十分楽しく遊べるゲーム性ではあった。評価点と残念だった点を書いていきます。

 

1・2・3共通

良かった点

・いい意味で推理モノではない。証拠が全てのゲームなので頭を働かせればなんとかなる。間違えるとペナルティがあるので緊張感もあるが、どこでもセーブがあるためものすごい前からやり直す必要はなくそこのテンポは悪くない。裁判ゲームなので法に関する知識が必要かと思うかもしれないけど、むしろ全然いらん。

・タイトル通りの「逆転」っぷりは爽快感がある。毎度毎度追い詰められはするけどそこから真犯人を追い詰めていく流れはアツい。主人公であるナルホドくんのどんな状況でも被告人を信じて戦い続ける姿勢がカッコいいのでプレイし終わる頃にはみんな好きになるはず。

・ボリュームがすごすぎる。本筋とは関係ない部分を調べることで発生する小ネタもちょっと状況が変わるだけで同じ場所を調べても違うものが出てきたりするので手抜き感がない。

・紙芝居方式のゲームではあるが、主人公もサブキャラもモーションが多いので見ていて楽しい。ゲーム性が同じようになりがちなノベル系のゲームにおいて視覚的にも楽しさがあるのは高評価。

 

残念な点

・とにかくテンポが悪い、これに尽きる。先述の通りモーションと本作特有のセリフ回しがこのゲームの醍醐味なためどうしようもないが、1つ選択肢を選んでから次の選択肢に移るまでがとにかく読んでいくだけなので長時間のプレイは向いてない。

・全体的にキャラクターの主張が強く、苦手な人は苦手そう。これもゲーム全体に言える事だけど、裁判内容,キャラ,トリックなど全てにおいてリアリティはないのでフィクションをフィクションとして楽しめないタイプの人は無理だと思います。

 

1 良かった点

1本できちんとまとまっている。当たり前やろと思うかもしれんが、続編を出したいがためにこれができてないゲームは多い。それでいて1話から伏線張ってるので最終話のカタルシスはデカい。

 

1 残念な点

5話だけ異常に長い。5話はGBAの初作をDSに移植する際に新しく追加されたエピソードのため独立してはいるものの、力入れすぎててガチで疲れる。

DS移植に伴い5話で追加された「カガク捜査」なる新システムは完全に蛇足。面白くない上にタッチペンと息を吹きかける動作が必要だったものなので移植では完全にいいところなし。

 

2 良かった点

証拠品を突きつけて相手の隠し事を吐かせる新要素「サイコロック」は面白い。3は新要素ないけどここで完成されてるから追加する必要すらなかった感はある。

最終話のテーマは重いが、弁護士として一番大事なものは何なのかという問いに対する成歩堂の答えは必見。

 

2 残念な点

・1で人気だった検事、御剣怜侍がほとんど出てこない上に新しい検事である狩魔冥は好みが分かれるキャラクター。俺は好き

・難しい。今までAを選ぶのがセオリーだった場面でBを選ばないと失敗になる場面もあるし、サイコロックの開錠は「証拠を集めてから突きつけていく」システムなのでどのタイミングで開錠できるようになるか判断するのが難しい。失敗時のペナルティが残機制からゲージ制になり、一度で大幅減点となる場面も出てきたため難易度は全体的に上がった。

・元々トリックに無理があるシリーズではあるが、今作は特にひどい。そうはならんやろの連続で3話は無理がありすぎて推理すら難しい。

 

3 良かった点

全部。システムは完成されてるし、1から続いたストーリーをめちゃくちゃ綺麗に終わらせてるので終わった時の達成感はすごかった。

ネタバレになるので詳細は伏せるが、ナルホドくん以外のキャラで裁判を行うパートもあって楽しい。

微妙な点はなし。

 

総評

おもろい。テンポの悪さは多少あったけど最後まで結構楽しく遊べたので最後まで遊んでほしいです。まあ俺が最後までやらずに途中でゲームを辞める事は80本に1本ぐらいしかないんだけど…

初期3部作は本当に綺麗に風呂敷畳んでるのでここで止めるのもありですが、ナンバリングは6まで出てて後期3部作もそれなりに評価は高いのでハマったら遊んでみてはどうでしょう。僕は3DSで全作500円セールやってたから買ったけど、わざわざ古いゲーム機を起動するのがだるい,同じシリーズを連続して6作やるのはさすがにキツい,他が忙しいなどの理由が重なりまだ遊べてません。気が向いたらやる。

興味はあるけどゲームはキツいと思ったあなた、実は123にはアニメ版もあります。アマプラでも配信あるので是非。

 

満足度→★★★★☆

おすすめ度→★★☆☆☆

 

 

アイドルマスター スターリットシーズン(進行度:プラチナ)

 

家庭版アイマス最新作。曲がりなりにもというか、普通にアイマスは大好きなPなので発売日購入。

結論から先に書くと、買って良かったです。歴代アイマスの中で難易度と面白さのバランスが一番よかった。

 

今回の目玉はなんといっても765ASの13人に加えてデレ,ミリ,シャニの各事務所から5人ずつ登場、プロデュースもできるということ。完全新キャラ「奥空心白」ちゃんも登場して、なんと29人もプロデュース可能!

その分個別シナリオは無くなってしまったものの、親愛度をMAXまで上げると短めながら個別のエンディングは存在します。今作の目標はいつもの「1人をトップアイドルにすること」ではなく、「1年間を通したプロデュースで29人のユニットをトップにすること」なのでメインシナリオはそこを主軸として展開され、過去作よりも群像劇の色が強いと感じました。

 

今作はアイマス15周年記念のお祭りゲーとして作られているので、過去の家庭版アイマスとは色々と違う点が多い。プロデュースのライブパートはPS,ステラの音ゲー形式ではなくOFA以前の形式に回帰。

過去作は基本的に1週間ごとにプロデュース内容を決めて行動する(OFA以降は大したタイムリミットもない)、のループでしたが今作は1日ごとにやる事を決めて1年間限定でプロデュースする方式に変更。月間目標が達成できなければユニット解散(実質的なゲームオーバー)で戻ってやり直しなので緊張感はそこそこにあり、メンバー指定で月末ライブを行うこともあるので一応満遍なくプロデュースする事にはなる。

 

ここからは良かった点、悪かった点を適当に。ネタバレあり。

 

良かった点

・765ASの過剰な持ち上げがなかった

これは別にASが嫌いとかそういう話ではないです、むしろ好き。初星行けなかったから今年の単独は行きたいね…開催してね😢

スタマスが最初に発表された時に危惧していたのは、ASがメインで他はおまけになるんじゃないのか?という事。ASに導いてもらう為に原作にない要素を加えられたりしないかなと心配したんですが、蓋を開けてみれば13人に多少のベテラン感はあっても他の子たちも平等にプロデュースできてホっとしましたね。

全体的なシナリオも新キャラの心白とライバルの亜夜を中心に進んでいくものの、全キャラに出番や目立つシーンが存在した。特に8月シナリオは未来ちゃんが大活躍するのでミリPは買おうね!

 

・圧巻のボリューム 2周目(強くてニューゲーム)の存在

基本的に1日刻みで行動していくため、1年をクリアしようとするとボリュームはすごい。長いには長いけど、個人コミュが絆コミュしかない代わりに全体コミュは日が進むごとに定期的に出てくるし、先述の通り月間目標があるのでダレない。1周目クリア時点でコミュ全部読んで30時間ぐらいはかかったはず。

最近の家庭版ではお馴染みとなった2周目のやり込みも完備。制限はあるがディアマンテの3人もプロデュース可能となり、真エンドも存在します。新キャラの亜夜はプロデュースできるんだろうなあ…とうっすら感じ取ってはいたものの、詩花と玲音までプロデュースできたのはそれなりに嬉しかった。

 

音ゲーじゃない

大事。思えばプラチナスターズ、ステラの音ゲー形式は面白くない上にアイドルに集中できなくて最悪でしたね。音ゲーやりたいならデレステかミリシタやるんよな…

OFAまでの旧形式に戻ってくれてありがたい限りです。ただ今回は叩くボタンが5つに増え、Vo,Da,Viのどれかに特化したアイドルやスキルを組み替えて遊ぶタイプに変わっていたので戦略性はそこそこにあって面白かった。

 

微妙だった点

・プロデュース自由度の低さ

1日刻みで365日プロデュース、というアイデア自体はいいと思うんだけど、自由度はめちゃくちゃ低い。

月曜はレッスン,水曜は○○,日曜はライブ…と基本的に曜日によってできることは決まっており、ファン数足りないからここでライブを2日連続でやって…とかいうことはできない。俺は遭遇しなかったけど、月間目標失敗が確定しても月が終わるまで意味もなくレッスンをこなす羽目になったりする可能性もある。

最後まで遊んでも曜日によってやる事を固定にする必要はなくない?と思ってしまった。ライブ前のコミュはライブ前に流れないとおかしいから整合性を持たせるために…みたいな理由なのは分からなくもないんだけど、そこは固定にしてあとは自由って形にすればいいじゃん。

 

・2周目めっちゃダレる問題

先述の2周目、違う部分もあって楽しいには楽しいんだが基本的にあまりにも作業。

週間、月間目標のノルマが全く変わってないので上半期は曲のイントロでポチポチしてるだけで目標スコアに届いて残り放置できるし、真面目にやっても恩恵がほとんどない。1周目で残った個別コミュとディアマンテ3人のコミュはともかく、ストーリーに関わる全体コミュが変わってるのは終盤も終盤、12月の一部だけなのでそこに到達するまでは1周目と全く同じゲームをヌルゲーとして進めていくだけになっている。

それでいて曜日ごとにやる事も固定のままで、やりたくもないレッスンを毎週やらされるので中々に疲れるゲームです。新スキル解放したり、全員のステータスカンストを目指したりとやり込み狙いなら色々出来ないこともないが…

 

全体的にはこんな感じ。課題点もあったものの、良作に仕上がっていて楽しめました。ソシャゲが支配する世の中で、今でも765ASが最も活躍できる場である家庭版アイマスを出し続けてくれること自体がありがたい。

今回はアイマスブランド全体の15周年記念作だったから同じようなゲームが出ることはないと思うけど、ノウハウ活かして次も面白いやつ作ってほしいですね。DLCでキャラ追加あったので、矢吹可奈ちゃん(CV.木戸衣吹さん)の追加待ってます。ほんとに。

俺はトロフィーがあるからps4で遊んだけど、今作は時代に合わせてsteamでも出てるので新規を取り込もうという気持ちはあったんだなと思った。シャニ以外のアイマス、特にミリオンは新規が望めない非常に狭く閉鎖的なコミュニティになりつつあるのでアニメ化で新しい風吹かしてほしい限りですね。この話ゲーム関係なくね?

 

満足度→★★★★★

おすすめ度→★★★☆☆

 

 

更新はクソ遅かったくせに、10月攻略タイトルはなんとこの2本だけ…2本とも重いんだよ!!

逆裁は40時間、スタマスは80時間ぐらいかかった気がする。そもそも10月は個人的に忙しく、

免許合宿ではるばる山形県まで行っておりました。初めて行ったけど感動するぐらい何もなかった!!

まあ、スタマス途中でやめられなくて合宿にps4持って行ったんですけどね(アホ)。授業の間で1時間でも空きができたら急いで宿に戻りスタマスして走って戻る頭のおかしい生徒でしたが、なんとか最短で卒業できたのでヨシ。本免取りに行くのがだるすぎて4ヶ月ぐらいかかったのはまた別の話だけど…